ひまわり「除染効果なし」本当ですか?

今年も恵じぃとサクセス・アイを宜しくお願いします

竹炭恵じぃの独り言

新野恵おじぃちゃんは炭焼き職人でありながら、環境のこと、健康のことなど世の中のいろんなことを独自の視点からとらえて、面白い提案や時にはびっくりするような話をます。そしてそれを実践してきました。ここでは、そんな恵おじぃちゃんの貴重なお話を不定期に紹介していきます。

ひまわり「除染効果なし」本当ですか?

平成23年10月23日 更新

4月に入ってすぐに汚染した畑にひまわりを植えたり、EMを撒いたりする話を聞き、素朴だけれどとても良い方法だと思ったのを憶えています。

放射性物質は根から吸い上げられ種に集まり、その種を焼却・灰にし、鉛の入れ物に納め地下に埋めるという作戦だったようですが、種を計測してもその中には汚染物質がなかったのでしょうか? 効果なしとマスコミで発表されました。吸い上げたものがそのままの形で種に貯められるという考えは科学としてはとても未熟な感じがします。

汚染物質が植物の細胞の間を通過する時、原子転換し無害な物質に変わると考えてはどうでしょうか。

柔らかい卵を産み始めた鶏に、これはカルシウム不足と考えカキ殻を砕いて与えると、3週間くらいで固い卵になります。一方、稲に似た雑草やすぎな等を小さく刻んで食べさせると、3日もすると固い卵を産みます。これは30年前にテストして確認しています。珪素が原子転換し、カルシウムになっているようで、人体でも同様な低温の原子転換が起こることは日常よく体験するところです。

半年もの間、願いをこめてひまわりを育てた人達をガッカリさせて、どんなメリットがあるのでしょうか。土の線量には何の変化もないのでしょうか。根から水を吸い上げて植物は育ちますから、当然土の線量には変化が出るはずだと考えるのは単純すぎるのでしょうか。

最近、自家製の肥料を土の上に撒いてバクテリアの力で除染しようと行動している人があり、規模は小さいものの確実な効果が出ています。

放射性物質に対する有効で的確な除染方法が示されない今、どんな小さな効果であっても除染の方向に向かっての変化であれば、それらを結集して行動すべき時にきていると考えます。庶民力ともいうべき1人1人の力を大切に考えたいですね。

一方、1993年に計測したMRA分析チェックリストによって水道水の汚染には活性炭を用いるよう国のマニュアルが示しています。ゼオライト同様、汚染物質を吸着するものですが、焼却などの後処理を要するものの有効な方法です。この汚染物質の濃縮された焼却灰もまた無害化する方法が用意されています。「液体炭素」といわれる竹酢や木酢がこの方法に用いられる重要な材料になるでしょう。

同様に竹炭はいきなり汚染物質に働きかけて無害化することが判ってきました。炭の六角形の穴から湧き出すニュートリノなど素粒子のエネルギーで汚染物質を原子転換し分解無害化します。

これらも最初のうちは「根拠のない強固な確信」ともいうべきものでしたが、震災以後テストを重ねてきてその有効性について根拠となるデータが集まってきています。まだまだ小さい動きですが、少しずつ現地で使われ始めた事を大変喜んでいます。

国難とも言うべき状況ですから、人間のエゴは姿をひそめ、人の心の根底にある愛ややさしさが発現するだろうことを確信しています。